気まま お出かけガイド
高幡不動尊のアジザイ フォトアルバム

 江ノ電の長谷駅から30分コースの人力車に乗り、紫陽花が見頃の成就院を見学しました。紫陽花で有名な鎌倉でも北鎌倉の明月院(あじさい寺)に次ぐ人気スポットです。極楽寺坂切り通しに建っており、最寄駅の極楽寺駅からだと徒歩4〜5分ほどの距離です。
 今年は例年より1週間見頃が遅かったそうで、ちょうどピークを迎えたところでした。参道脇の紫陽花はガイドブックの写真で見るようにたわわに咲いていて壮観でした。しかし、日曜日ということもあり、雨模様にもかかわらずかなりの人出で、写真を撮るのに一苦労しました。私たちが見学したのは午前10時ごろでしたが、お昼すぎにはもっと混雑するとか。平日の早朝などを狙ってみると、もっと静かな環境で風情を味わえそうです。   (2010年6月27日)

成就院は真言宗大覚派の寺で、縁起によると、真言宗の開祖である弘法大師が江の島に来た際にこの地で数日間護摩供を修めたとされています。
 1219年、その霊地に鎌倉幕府第3代の執権・北条泰時が寺を建立し、「普明山 法立寺 成就院」と称しました。
 その後、1333年の新田義貞の鎌倉攻めの戦火にて寺は焼失。一時期、奥の西が谷に居を移していましたが、江戸時代の元禄期にこの地に再建され、現在に至ってます。


成就院の参道の入り口です。人がなかなか途切れないので、写真を撮るのに一苦労でした。


振り返ってみると人がいなくて、シャッターチャンス!


この参道を上がったところに本堂がありますが、参拝者がすでにずらっと列になってました。


参道を登ってくる時に、「後ろを振り返らないで、上まで行ってください」とアドバイスされました。
それは、由比ガ浜を遠くに見渡せるこんな素晴らしい風景が待っているからです。
それにしても、人の頭と紫陽花が同化して見えますね。


人力車で長谷駅まで戻った後に、紫陽花の名所・長谷寺にも行ってみましたが、すでに30分待ち。1時間以上待つこともあるので、まだよいほうなのですが、山間の散策路はすでに人で渋滞ぎみのようなので、今日のところは断念しました。
その隣にある「花の寺」として知られている光則寺へと向かいました。