昨年、桜のシーズンが終わってから樹齢推定400年というこの「伏姫桜」のことを知り、今年はぜひ行ってみたいと思っていました。3月に中旬から時々オフィシャルサイトで開花情報をチェック。あいにく今年は桜の開花の始まる3月末ごろは天候が悪くて、雨の予報続き。サイトで「満開」の情報を目にした翌日、予報は「晴れのち曇り」だったので、逃すまいとさっそく出かけてきました。
真間山弘法(ぐほう)寺は京成国府台駅から歩いて20分ほどと、駅からは近くも遠くもない距離。初めてだと少々わかりにくいですが、なんとか迷うことなく境内に到着できました。わくわくしながら「伏姫桜」の前へ。見事な咲きっぷりです。
さっそくカメラを構えたのですが、どうも人が入っちゃう・・・。桜の前で記念撮影している人も多いので、写真撮るのむずかしいです。
私が着いた午後2時ごろはそうでもなかったものの、それから少しの間にどんどん人が増えていったように思えました。ここのところずっと雨だったし、HPで満開情報を見てきた人が押し寄せたのかのもしれません。
伏姫桜は角度を変えるとシルエットが違うので、正面だけでなく横や後ろなどからも写真を撮りました。角度によっては着物を着て座っているお姫様をイメージできましたが、可憐なお姫様というより熟女から老女に近い雰囲気。400歳だからまぁ当然?
でも、近寄ってみると桜の花はたわわで、なかなかの勢いもありました。
結局、1日中曇りで写真は暗い感じになってしまって、バックが青空だったら、どんなに素敵だろう〜?とちょっと残念でした。
また、弘法寺は行基菩薩や弘法大師の建立伝説のある由緒ある寺で、伏姫桜の下に富安風生の句碑があるほか、仁王門の左右には小林一茶と水原秋桜子の句碑もあるそうです。お見逃しなく!
(2010・3・31)
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