桜の見頃となった3月下旬、隅田川周辺を散策して、墨田公園で花見をし、その後に上野の花見&美術館めぐりを1日のプランとしてウォーキングを開始しました。 |
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柳橋 ▼ |
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しばらく歩くと「柳橋」です。現在の鉄製の橋は昭和4年に改架されたものですが、この橋は元禄11年(1697年)に初めに橋が架設されたそうです。その名の由来は「柳原堤の端の方にあるため」など諸説あるそうですが、単純に橋の袂にある柳の木から名づけられた可能性も高いようです。 |
神田川はこの柳橋のすぐ先で隅田川に注ぎ込んでいますが、この先は歩けないので、橋まで来たら左折(写真手前方向)に曲がります。しばらく街中を歩いていると、右側に墨田川テラスの入口が見えます。 |
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隅田川テラス ▼ |
▲隅田川テラス入口より見た両国橋方面。橋の辺りに神田川が流れ込んでいます。 | ▲テラスを歩き、正面に見える蔵前橋を渡って対岸の両国方面に向かいます。 | |||
ウォーキングMAP ※クリックで拡大MAPへ |
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蔵前橋を渡って ▼ |
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旧安田庭園 ▼ |
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「旧安田庭園」は元常陸笠間藩の屋敷の跡地で、明治維新後は安田財閥を築いた安田善次郎の所有となり、その後、東京都に寄贈された庭園(入場無料)。心字池を中心としたこじんまりした庭園で、10分もあれば十分散策できる広さです。さらに、 時間に余裕がある場合は、この庭園を反対側に出たところにある「両国国技館」や「江戸東京博物館」へも足を伸ばせます。 |
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横綱町公園 ▼ |
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続いて、旧安田庭園前の交差点の反対側にある「横綱町公園」へ向かいます。この公園には、関東大震災や戦災のメモリアルパークで、東京都慰霊堂と東京都復興記念館などがあります。あいにく天気は曇りで、写真はきれいに撮れませんでしたが、周囲にはきれいに桜が咲いており、お弁当を広げてお花見をしている人たちも数多く見られました。 |
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▲旧安田庭園入口前の交差点より「横綱町公園」の三重塔。 | ▲メモリアルパークらしく色鮮やかな花壇もあります。 | |||
▲関東大震災や第二次世界大戦の犠牲者を安置する「東京都慰霊堂」 | ▲「東京都復興記念館」には関東大震災や東京大空襲の犠牲者の遺品ほか様々な資料が展示されています。 | |||
清澄通りを厩橋付近まで北上 ▼ |
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隅田川テラス ▼ |
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清澄通りを厩橋の所まで歩いたら、隅田川沿いにあるテラスへと降りていきます。 |
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厩橋から隅田川テラスを北上し、駒形橋を通り過ぎて吾妻橋(写真左の赤い橋)まで10分ほど歩きます。 |
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吾妻橋周辺 ▼ |
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墨田テラスを吾妻橋の所まで歩いてくると、交差点の角に超個性的なビルが目に入ります。アサヒビールの本社ビルです。このビルの隣は墨田区役所で、その横には小さな広場があり、幕末・明治期に活躍した勝海舟の銅像があります。海舟は江戸本所亀沢町(墨田区両国4丁目)の生まれだそうです。銅像の周辺も桜に囲まれてとてもきれいです。 |
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※クリックで拡大 |
吾妻橋の袂にあるアサヒビール社屋 | ▲桜に囲まれた勝海舟の銅像。 | |||
墨田公園 桜まつり ▼ |
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墨田川の両岸の墨田公園は8代将軍・徳川吉宗によって東岸の墨堤に桜が植えられて以来の桜の名所で、約1kmに渡って桜並木が続いています。「桜祭り」が開催されており、ここで昼食を取るため屋台でおでんを購入して休憩。なかなか良い雰囲気ですが、あいにく雨がポツポツ落ちてきてしまいました。 |
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言問橋を渡って浅草方面へ ▼ |
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