気まま お出かけガイド
 殿ヶ谷戸庭園
 とのがやと ていえん
「紅葉亭」から「次郎弁天池」の眺め

 国分寺の駅前にある「殿ヶ谷戸庭園」を最初に訪れたのは、2007年の11月初めでした。紅葉の名所だと知っていたので、「少しは赤くなっているかな」と期待しましたが、まだ深い緑に包まれていました。しかし、まだ訪れる人も少なく、静かに庭園を堪能できました。
 そして翌2008年秋、再びこの庭園を訪れました。ばっちりの紅葉を堪能したいと思いましたが、これがなかなかむずかしく、結局12月の初めにももう一度紅葉を求めて行って来ました。
 ということで3回の訪問をしたのですが、それぞれに良さがあるので、それらをミックスして様々な殿ヶ谷戸の魅力をお伝えしたいと思います。


 ★訪問日時 第1回 2007・11・4
         第2回 2008・11・14
         第3回 2008・12・3
入口付近
 ▲「紅葉亭」から
    「次郎弁天池」の眺め
殿ヶ谷戸庭園見取り図
 入口付近

受付付近
 受付付近

2007年11月4日

  ★殿ヶ谷戸庭園の歴史★

 後の満鉄副総裁・江口定篠氏の別邸として大正2年から4年にかけて赤坂の庭師・仙石の手によって建てられたのが、この庭園の始まりです。
 その後、昭和4年に三菱財閥の岩崎弥太郎氏に買い上げられ、岩崎家の別邸となりました。この頃に本館・茶室「紅葉亭」などが追加整備されて和洋折衷の回遊式林泉庭園が完成しました。

 しかし、昭和40年代に再開発計画が持ち上がり、保存を求める住民運動をきっかけとして、昭和49年に東京都が岩崎邸を買い上げ、昭和54年から有料庭園として開園され、京都指定名勝にも指定されています。
 「殿ヶ谷戸庭園」という名称は、昔この地が国分寺村殿ヶ谷戸という地名であったことに由来しています。国分寺崖線の南縁にあり、典型的な段丘崖を含んだ地形に作られており、武蔵野台地と自然植生が良好な状態で保存されています。
   ↓国分寺崖線

「大芝生」と呼ばれる付近 入口付近の菊の展示会
昔のながらの建物を使用した管理所で休憩 管理所付近を歩く着物の女性
竹林
竹林

  次郎弁天池より紅葉亭
2008年11月14日
次郎弁天池より紅葉亭



大芝生付近の紅葉
次郎弁天池と紅葉亭付近 見取り図
萩のトンネル
萩のトンネル

今年も菊展を開催してました
2008年12月3日




紅葉の弁天次郎池









山茶花
山茶花
雪吊り作業中でした!
雪吊り作業 雪吊り作業