とう   じん   ぼう
東尋坊
東尋坊タワーより 三段岩の周辺 上から見下ろした大池 大池にて遊覧船 東尋坊の夕陽
東尋坊タワー TOP  荒磯遊歩道・奇岩・岩場 断崖絶壁 遊 覧 船 夕 陽
荒磯遊歩道 東尋坊タワー近く  
 「東尋坊」といえば、日本海の荒波が生み出した険しい絶壁ー。まさに、日本海のイメージそのもの。そして、サスペンス劇場の舞台としてのイメージもオーバーラップして、どんな場所なのか、初めての東尋坊にワクワク、、。 
 クルマで越前海岸を北上し、東尋坊に到着したのは、GWが始まったばかりの夕方6時ごろ。この日は東尋坊の夕陽を堪能! 

 1日を置いて、再び東尋坊へ。夕暮れ到着した日は晴れだったにもかかわらず、波が高かったようで遊覧船は欠航でした。天気が良くても、波が高いと欠航になってしまうそうなのでちょっと心配でしたが、駐車場に着いたら「本日運行」の看板が出ていてしていてほっとしました。
  クルマは一番手前の御食事&お土産店の大きな駐車場に停め、まず最初に東尋坊タワーに上りました。 タワーの上からは右の奥の方に「雄島」が見えるほか、東尋坊の海岸線が見えました。今日は天気は上々のようでした。

  タワーを出てから、岩場まで荒磯遊歩道を歩きましたが、ここが緑に囲まれてとても素敵でした。お土産物やさんの並ぶメイン通りを通っていく人がほとんどですが、こちらの道を通るのもおすすめです。荒磯遊歩道と東尋坊から雄島に続く遊歩道を合わせると1時間ぐらいの散歩コースになるので、時間があるならゆっくり歩いてみたかったです。
荒磯遊歩道を岩場方面へ

とっても素敵な雰囲気の「荒磯遊歩道」

荒磯遊歩道
遊歩道から岩場散策

しばらく行くと、東尋坊らしい険しい岩たちが目に飛び込んできました。階段があったのでさっそく 下に降りて、岩にののぼったりしました。

 

七つ岩 

七つ岩




★ 東尋坊の見取り図リンク ★

東尋坊観光遊覧船バーチャル乗船


三国観光協会 絶景ポイント


ローソク岩 
ローソク岩



 ローソク岩・ライオン岩・三段岩・千畳敷など名前のついたの珍しい岩がたくさん見られるがこのエリア。岩場へ向かう遊歩道を歩きながら、次々に、様々な形をした岩々が見えてきましが、その時には岩の名前などは考えもせず。後から写真を見て、これは○○岩かなーなんて考えました。


         →三段岩付近。
         遠くに見えるは「軍艦島」


三段岩付近
3句碑

遊歩道を歩いていると、3つの句碑が並んで見えます。
 この3つの句碑は、若くして病死した三国出身の女流詩人・森田愛子を偲んで師匠の高浜虚子と兄弟子の伊藤柏翠が詠った句と、愛子自らが病床にある自分の心を詠った句だそうです。 

千畳敷

→ここは「千畳敷」のあたりかと思われます。よく見るとたくさんの人が下に降りています。そして、左上に見える小さな島が「軍艦島」です。でっぱりが煙突のように見えます。


 いよいよ東尋坊の観光のメインエリアまで来ました。この辺りは「岩場」と呼ばれているようです。休日とあってたくさんの観光客でなかなかの賑わい。2日前の夕方に夕陽を眺めた場所ですが、ひっそりとしていたその時とだいぶん雰囲気が違っています。
 東尋坊遊覧船のチケット売り場があったので、券を購入して早速乗りに行くことにしました。いよいよ東尋坊観光のハイライトです。
 乗り場はそこだろう?と矢印の方に進んでいくと、岩場の下の方に乗り場がありました。けっこうすぐ近くから出発するようです。

※東尋坊遊覧船のレポートはこちら

 約30分のはらはらドキドキの遊覧の後、船から見上げた絶壁を見に、岩場の先の方まで行ってみました。遊覧船に乗る前までは、こんなにすぐ近くに、あの東尋坊名物の絶壁が佇んでいるとは思いませんでした。あやうく、あの絶壁を拝み損ねるところでした。

 絶壁スポットには人がたくさんでしたが、怖いのなんのって、、、! 滑ったらいけないので、片方の手を持ってもらって、そろっと岩の下を覗き、腕を伸ばしてカメラだけ前に差し出して、写真を撮りました。
 東尋坊は自殺の名所として有名ですが、柵も何もないので、滑って落ちてしまう人もいそうだなー、ヒェ〜。 イヤ、みんな細心の注意を払うので、そんな人はいないのかな、、? とか考えながら、なんとか撮影した見応え十分の絶壁写真をご紹介します。↓

遊覧船乗り場

            東尋坊 立体モデル     ※クリックで拡大
(高さは水平距離のの1.5倍)  

 ★ 東尋坊の断崖絶壁 ★

 東尋坊名物の絶壁を見下ろそうと多くの人で賑やかです。これぐらい人がいると楽しい雰囲気で、怖さもちょっと薄れます。

 デジカメを持った腕を伸ばして、断崖絶壁を真上から撮ってみました。あー、すごい迫力で怖、コワ、、。

  大池に入る遊覧船

大池にちょうど遊覧船が入ってきました。船から見上げた絶壁、上から見下ろした絶壁、どちらも迫力満点でした。

柱を何枚の束ねたような岩の形状は「柱状節理」と呼ばれ、冷えた溶岩が縦に割れて出来たものだそうです。

名勝 東尋坊

 実際に行ってみると、東尋坊はそのイメージとは違って、なかなか見所の多い、風光明媚な観光地でした。
 私は2日間で、4時間ほどの滞在でしたが、もっと時間をとって荒磯遊歩道をのんびり雄島まで歩いたり、30分ほどで1周できるという「雄島」を散策してみると、東尋坊をあらゆる角度から十分満喫できるのではないでしょうか。
 岩場へ通じる商店街は、お土産屋さんや食事処が賑やかに並んでいますが、今となってはちょっとレトロに感じる昔ながらの佇まい。ちょっと懐かしく感じて、昭和の観光地という雰囲気でした。
(2008/4/30)

★ 東尋坊あれこれ ★
メニュー陳列 カニタマ丼 水槽のカニたち
見ているだけで美味しそうなショーウィンドゥ   新鮮な海の幸に食欲もアップ! 店内で販売していた生きたカニたち
駐車場 土産・食事処 商店街
どのお店の駐車場に停めようかな、、。    駐車場からお店にオレンジ色の誘導路が!  お土産屋さんや食事処の並んだ商店街