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白川郷

GWの北陸旅行の帰りに白川郷に行ってきました。半日ほどの観光でしたが、白川郷の魅力を満喫できました。白川郷の見所のすべてではありませんが、私の訪れたスポットの紹介をしたいと思います。

食事処 忠兵衛

           
        
到着からお昼
金沢を出て高速に乗り、小矢部JCTで東海北陸自動車道を走り、約1時間で白川郷ICに到着。そこから一般道で10分もかからず、白川村の荻町合掌集落へと到着しました。
 昼頃だったため、町中の駐車場は満車でしたが、集落の外れの白川八幡神社近くの一般の民家の駐車場にクルマを停めることができました。

※この地域では、曜日などによっては交通規制をしていて車の乗り入れはできないので注意。その場合は、町から少し離れた駐車場に停めることになるようです。
          
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 そこから、道を曲がって集落とは反対方向に少し歩いてみると、のんびりとしたなかなか素晴らしい景色―。ちょっと歩くと、合掌造りの白川郷らしい食事処「忠兵衛」が見えてきて、まずそこで昼食を食べることにしました。私はお昼のおすすめメニューらしい「飛騨牛定食」を注文しましたが、本格的な割りに値段も手頃でおすすめです。店内の雰囲気も良く、昼時なのにそんなに混雑していなくて、このお店を選んだのは大正解でした。団体さんも利用するお店のようでしたので、混んでいる時もあるかもしれませんが、、。

  食事処「忠兵衛」↑で、「飛騨牛定食」↓をいただきました。     店内からの眺めも良い↓
飛騨牛定食 食事処 忠兵衛
  ▼食事処の建物の横に咲いていたサトザクラ






※白川八幡神社の先の道を曲がってしばらく行ったところに、食事処「忠兵衛」と「合掌造り生活資料館」があります。
おみやげ処
合掌造り生活資料館             
      合掌造り生活資料館へ

 食事が終わった後は、すぐ奥にある手作り土産処「木古里」へ。ここもまた雰囲気十分の合掌造りの外観で、つい引き込まれるように中に入ってしまいました。ここで少々買い物をした後、すぐ隣にある「合掌造り生活資料館」を見学。白川郷で訪れたの最初の観光スポットです。ここは、この地域の一昔前の人々の生活の息吹を十分に感じされる充実の展示で、かなりおすすめです。ちょっと集落の中心からは遠いので、比較的すいていてゆったりと見学できます。
※別ページで詳細を紹介BR>

 続いて、荻町合掌造り集落の中心部へと向かっていきます。まず、最初に「白川八幡神社」で簡単にお参り。古いお社と境内の巨木がこの神社の歴史の深さを醸し出しています。
 境内の脇には「どぶろく祭りの館」がありました。「どぶろく」は白川郷の名物であるお酒だそうで、10月中旬に「どぶろく祭り」が開催されているそうです。ここの記念館にはその「どぶろく」に関する資料や遺物の展示が行なわれているそうですが、時間がなかったので見学しませんでした。

  合掌造り生活資料館
 白川八幡神社   境内の桜や大木が見事↓
境内内の桜 白川八幡神社の巨木
             
      明善寺庫裏と神田家へ
 

しばらく行ったところにある「明善寺郷土館」を見学しました。「五階建 徳川末期建立」とある表の看板に惹かれて入ったのですが、ここの合掌造りは白川郷で一番大きいそうです。 合掌造りの庫裏のほか、お寺の本堂を見学できるのですが、障壁画の日本画家の浜田泰介氏の作品も見所です。

 続いて、歩いてすぐの「神田家」へ。 屋敷の前にきれいな薄いピンク色のサトザクラが咲いていて絶好の撮影スポットになっていました。集落の中心近くにあるので団体さんらしきたくさんの人が写真は撮っているのですが、見学の方は割と空いていました。白川郷で公開されている合掌造りは重要文化財の「和田家」を始め他にもいくつかありますが、この神田家はなかなかおすすめです。

 ▲明善寺庫裏  ▼神田家 
神田家
神田家前のサトザクラ
神田家前のサトザクラ。 反対側に見えるのは喫茶「落人」
長瀬家入口
▲「長瀬家」の入口   ここは外観のみ見学              

【公開中の合掌造り】
「明善寺郷土館」・「和田家」・「旧遠山家民族館」・「神田家」・「ふる郷 長瀬家」・「合掌造り生活資料館」・「野外博物館 合掌造り民家園」

喫茶「落人」
喫茶「落人」

遠くから写した外観

             
    喫茶「落人」とお土産屋さんめぐり
 


 そして4時ごろ、少し疲れたので、神田家のすぐ近くの合掌造りの喫茶店「落人」に入りました。遠くから見たら喫茶店だいうことが全然わかりません。このお店は他から合掌造りを移築してきて営業しているとのこと。その他にも、話好きのお店の方に白川郷のあれこれをお聞きしました。

 まだまだゆっくり散策したかったのですが、時間もせまってきたので、その後はお土産屋さんを1軒ずつ見ながらクルマまで戻りました。合掌造りのお店をはじめお土産屋さんはどこも民芸風のレトロな店構え。白川郷はお土産の宝庫といったかんじで、いろんなタイプの民芸品が並んでいます。民芸土産好きの私は見ているだけでも楽しく、つい夢中になってしまいました。
 白川郷をクルマで離れたのは夕方5時半ごろ。お昼ごろから約半日の観光を終えました。合掌集落のすべてを回ることができなかったけれど、雰囲気は十分味わうことができました。展望台に登ってみる時間がなかったので、白川郷全景を上から見てみることができなかったのが残念です。
              宿屋と水車
白川郷らしい民芸風の宿
 

喫茶店室内より 喫茶店入口にて

店内の窓より

入口の前で

お土産屋さんめぐり
お土産店 店先
お土産店 店先 お土産店外観
民芸品や「さるぼぼ」の宝庫!外観も民芸チックなので、お土産屋さん街も風情がいっぱい。

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          帰路

 帰路は名古屋方面へ。東海北陸自動車道の荘川ICまでは国道156号を走りますが、山の合間を走るこの道筋が緑に囲まれてとても素敵です。
 私たちは途中で大白川温泉の「しらみずの湯」という日帰り温泉に寄ったのですが、ここを出たのが夜の7時ごろ。その後、ダムもある御母衣湖の脇を通ったのですが、真っ暗で何も見えず残念でした。
 そして、荘川へ。ここは「荘川桜」で有名な桜の里。ちょうど見頃だったようで、真っ暗な道の両側にも満開の桜が、、。そこまでは計画していなかったので、せっかくの素晴らしい桜を堪能することはできませんでした。この辺もまたじっくり訪れてみたいなーと余韻を残しながら、帰路を急いだのでした。 (2008/5/2)

しらみずの湯
大白川温泉 しらみずの湯
私のお土産コレクション
さるぼぼ
くたくたさるぼぼ 麦わらの飾り
こちらは麦で作った飾り物。どこのお土産屋さんにでも売っているものではないようですが、即座に気に入って購入しました。
  「くたくたさるぼぼ」
ある土産物屋さんで見つけたお手縫いのさるぼぼ。別売りの「ずんべ」を履かせると、直立します。
※マウスを写真にのせると画面が変わります。
       「さるぼぼ」
我が家にはいつの間にかたくさんのさるぼぼさんが集まってしまいました。これで全部ではなく、あと2〜3個は持っていたかな。お土産にいただいたものもあります。今回は風水系のカラーのものをいくつか購入。マスコットや根付だけでなく、いろんなお土産品になっています。

私のお土産コレクションの一部をご紹介しました。

 それにしても、「さるぼぼ」は名古屋方面に帰る途中の高速のSAでずっと見かけました。まさに岐阜県のシンボルといってもいい存在です!!
写真入れ 合掌造り耳かき入れ
「耳かき入れ」
《 関連リンク 》

合掌造り
生活資料館