園内の山や川、龍仙湖、牡丹園は、それぞれ木曽山脈・木曽三川・伊勢湾・濃尾平野に見立てられているそうで、尾張の国の地形の豊かさを表現しています。高低差のある地形や立体的に迫る大きな岩組みがこの庭園の特徴で、その変化に富んだダイナミックな景観は大名庭園の荘厳さを感じます。 |
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駐車場にクルマをとめてこちらの裏門から入り、雰囲気の良い通路を歩くと徳川美術館前の広場に出ます。 | ||||
↑観仙楼/龍仙湖に面して立ち、眺望が抜群。館内にはレストランやショップなどがある。 ←龍仙湖/海に見立てられ、周りに見どころが点在。池泉回遊式庭園の中心的存在で、地下水を水源としている。 |
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↑龍門の瀧 鯉が滝を登りきって竜となったという「登竜門伝説」に基いた滝のつくりになっており、「龍門瀑」ともいわれます。尾張家江戸下屋敷跡地にあった滝の石を使用して再現されたのもので、センサーが人が前を通ったのを感知すると水が流れる仕組みになっています。 |
↑大曽根の瀧 「虎の尾」を上りきった所にある落差6mの三段の滝で、上・中・下段の岩の組み方が異なるため、それぞれ水しぶきに変化があってダイナミックです。「大曽根」は古くからこの辺りの地名で、滝の背後の山は徳川園の中で最も高く、龍仙湖水面との標高差は約11m。 |
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←虎の尾
椎の樹林から流れ出した水がもみじの木々を縫って龍仙湖へと注ぐ形状は虎の尾のようで、この名前がついています。山水画を思わせるような美しい渓谷美で、新や紅葉が美しく彩るエリアです。 |
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徳川美術館は、徳川家康の遺品を中心に尾張家代々の遺愛品、いわゆる「大名道具」1万数千件を収める美術館で、昭和10年に開館。国宝「源氏物語絵巻」をはじめ国宝9点、重要文化財57点など所蔵しています。 大名の生活と文化を紹介する常設展示室では、尾張藩主の公的生活の場であった名古屋城「二之丸御殿」を部分的ながらも時代考証に基づいてそのまま復元。貴重な展示品は見応えがあり、あまりの豪華さにため息の連続です。また、「蓬左文庫」の新しい展示棟の完成によって、連絡通路によって徳川美術館・蓬左文庫の一体化した展示ができるようになり、年数回行なわれる特別展も充実した展示がなされています。 |
★徳川美術館 |
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★蓬左文庫 |
尾張徳川家の書物倉である「御文庫」の蔵書を中心に和漢の優れた古典籍を所蔵する名古屋市立の公開文庫。「蓬左文庫」とは、蓬左城(名古屋城)内にあった書物を伝える文庫という意味が込められています。 「駿河御譲本」と呼ばれる家康の残した蔵書のうち3千冊が尾張家に譲られ、それが尾張藩の「御文庫」のもとになりました。 蔵書は時代とともに増やされ、現在の蔵書は約11万点を誇り、書籍だけではなく2千枚をこえる絵図なども所蔵しています。蔵書の閲覧の他に、徳川美術館の大名道具と合わせて、武家の学問と教養など近世武家文化がわかりやすく展示され、徳川美術館・や徳川園と連携した講演会なども開催されています。 |
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文化のみち二葉館 |
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