中近東文化センター 玄関 常設展示室
中近東文化センター 付属博物館
 国際基督教大学やルーテル学院大学などに隣接し、周辺は閑静な住宅地。都会の喧騒とは離れた環境の中に、中近東文化センターはあります。エジプトやアジアの遺跡好きにはうれしい博物館です。
  常設展示室では中近東の遺跡からの出土品や記念碑などのレプリカなどが年代順・地域別に展示され、中近東の歴史を通史的に知ることができます。また、企画展示室では中近東の歴史や美術・工芸品をテーマに特別展が開かれます。撮影可だった常設展示室の雰囲気と気になった展示品をご紹介します。 
ハンムラビ法典碑 (複製)  
 ハンムラビ法典碑 (複製)
上部の人物のうち、立っているほうがハンムラビ王。右手を口にあてているのは神への礼拝のしぐさだとか。詳しくは→

 アンフォス

←東地中海シリアのタルトス沖の海底に沈んだ船から見つかった壷。葡萄酒などをいれておいたそうで、同じものが何千個もあったとか。


ロゼッタストーン(複製)

→3層に異なる文字が記され、一番上がヒエログリフ(神聖文字)、2段目がデモティク(民衆文字)、一番下が古代ギリシア文字。

 

古代では石や粘土のようなものに文字を刻んで記録をしました。
▼契約書などでは、封筒の役割をした覆いをかぶせ、表面に要点を書き記したそうです。

 

イランのジャッペ・ジャライエ遺跡からの出土品    
        
イスタンブールのスレイマニエモスクの模型

イスタンブールのスレイマニエモスクの模型
トルコの陶磁器
陶器もたくさん展示されていましたが、
これはトルコのもの
文化センター入り口

企画展示室では「ペルガモンとシルクロード展」開催中で、ベルリンのペルガモン博物館に展示されている大祭壇に関連した品など様々な展示がされていました。入り口の桜は1、2分咲き。 (2009/3/27)

★周辺の紹介スポット★
野川公園 野川公園